風邪から高血圧、心筋梗塞まで、あらゆる内科の病気を診療します。問診を大切にし、患者さんとのお話を通して診断したり、状態を把握したり、治療方針を導き出したりしています。そして一歩ずつ治療目標を達成することを目標にしています。経過中に中核病院等への紹介が必要と思われる場合には、武蔵野日赤・杏林大学あるいはそのほかの病院にすみやかに紹介状をお作りします。また、大学病院や総合病院から当院へ紹介されて通院されている患者さんも多数いらっしゃいます。
 呼吸器の診療では、詳細な問診・聴診とともに画像診断が重要になります。院内のレントゲン撮影をデジタル化し、診断の質と利便性が向上しました。また、CTスキャンやMRIが必要な場合はどちらも100m圏内に撮影を依頼できる施設があり、緊密に連携しております。喘息やCOPD(タバコによる慢性呼吸器疾患)の診断に重要な呼吸機能検査も院内にて実施しております。気管支喘息/咳喘息かどうかの判断に役立つ呼気一酸化窒素(FeNO)の検査も行っております。
 循環器の診療では、前院長の診療を引き継ぎ、できるだけレベルの高い医療を提供できるよう心がけています。高血圧・高コレステロール血症や糖尿病などの生活習慣病に加え、心房細動に対する抗凝固治療や不整脈の診療、冠動脈・末梢動脈疾患の安定期管理も引き続き行っています。
 睡眠時無呼吸症は日中の眠気や血圧上昇を伴うことが多く、最重症例では放置すると10年後の死亡率が3割にもなるとも言われる病気です。当院では腕時計型の簡易検査や宅配キットによる脳波・呼吸検査(在宅PSG)を行っており、睡眠専門医が診断・治療に当たっています。その上でさらに精密な検査(入院してのPSG)が必要な場合は専門施設にご紹介しています。
 胃カメラや大腸のカメラでは、近隣にて開業している専門家に依頼しています。
 介護保険に必要な主治医意見書の作成を行っています。老・成人検診や人間ドックの結果の説明もいたします。検査結果を持って相談においでください。
院内検査設備
  ・血液検査
  ・デジタルレントゲン装置
・心電図検査
・24時間ホルター心電図検査
   (超小型服の下につけます)
・携帯心電図検査
 (動機など症状があったときに自分で測定します)
  ・カラードップラー超音波検査
 (心臓・頚部・動静脈・腹部)
  ・骨密度測定
  ・睡眠時無呼吸症候群検査    
 (腕時計型の機器を持ち帰り1晩装着する検査です)
  ・スパイロメトリー (肺活量、呼吸機能検査)    
  ・呼気一酸化窒素測定 (喘息かどうかの判断)    
  ・酸素飽和度測定    
・インフルエンザ・マイコプラズマなどの迅速診断